【セミナー報告】国際物流・貿易管理における課題解決・作業効率向上の実現
~日系製造業向けグローバルSCMセミナー
2016/07/15
■開催概要
開催日 タイ・バンコク:2016年6月9日(木) /シンガポール:2016年6月7日(火)
会 場 タイ・バンコク:ル メリディアンバンコクホテル /シンガポール:グランドコプソーンウォーターフロントホテル
主 催 Toyo Business Engineering Singapore Pte. Ltd /AEB (Asia Pacific) Pte. Ltd.
本セミナーでは、日系製造業のシンガポール現地法人およびタイ現地法人のマネジメントならびにサプライチェーンに携わっておられる方々を対象に、国際物流・貿易管理に関する様々な業務課題や対策の事例をご説明し、そのソリューションとしてAEB社のASSIST4をご紹介いたしました。
基調講演には野村総合研究所 主席研究員の藤野直明様をお迎えし、『第4次産業革命 海外企業の動向 ~我が国製造業への示唆~』と題して、インダストリー4.0の本質は「スマートなマザー工場によるグローバル展開」と「製造プラットフォームサービス産業の登場」であること、最新事例としてボッシュ社とシーメンス社の事例をご紹介いただき、日本企業に対して「事業構造の見直し」と「バリューチェーンのポートフォリオの構築」を含めた長期戦略の検討に着手すべきであるという提言をいただきました。
その後のB-EN-Gの講演では、ソリューション事業本部 第二営業本部 営業部 の菅原一雅より、『製造業における国際物流・貿易管理業務の課題解決方法と改善事例のご紹介』と題して、弊社がこれまでにご支援してきた数々のお客様の事例を基に、グローバルサプライチェーンマネジメントにおいて製造業のお客様が抱える課題と期待改善効果についてご説明し、それぞれの課題に対する打ち手をご紹介いたしました。
最後のAEBの講演では、AEB (Asia Pacific) Pte. Ltd.のJulie Lim様、Sebastian Watzke様より、『出荷管理・輸送コスト処理の最適化を実現するサプライチェーンソリューションAEB ASSIST4 のご紹介』と題して、同社製品ASSIST4の概要とその期待効果について、出荷業務の効率化や運賃コスト削減に関する日系企業向けの導入事例も交えながらご紹介いたしました。
シンガポール、タイの両会場ともに多くの皆様のご来場をいただき、アンケート結果からも国際物流・貿易管理を中心としたサプライチェーンマネジメントの改善や、今回ご紹介したAEB社のサプライチェーンソリューションASSIST4に対する関心の高さを確認することができました。

<来場者の声>
- 国際物流や貿易管理に関するセミナーはあまり開催されていないので新鮮な内容だった。
- サプライチェーン可視化や運賃フレイト管理の改善に興味を持った。
- 複数の組織を跨いだシステム連携の推進は簡単ではないが、その効果はよくわかった。
- 倉庫・物流の適正化について、具体的な改善事例を交えてもっと説明を聞いてみたい。
B-EN-Gは今後も日系製造業のサプライチェーンマネジメントの効率化・コスト削減をご支援して参ります。
講演資料のダウンロードはこちら
今回のセミナーでご紹介したAEB社のサプライチェーンソリューションASSIST4の詳細はこちら (AEB社日本語サイトへのリンク)
本セミナーに関するご質問は、お問い合わせページ にて受付けております。