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アジアの気まぐれ? ITレポート in タイ

タイでのシステム導入のヒントや、当社の活動などをお伝えしていきます。

【講演報告】アジアものづくりカンファレンス2016 (バンコク)

2016/09/26

■開催概要

開催日 2016年9月6日(火)

会 場  The Landmark Bangkok

主 催  HIDA (一般財団法人 海外産業人材育成協会)、日経BP社


アジアものづくりカンファレンス

2016年9月6日、日経BP社とHIDA(一般財団法人 海外産業人材育成協会)が主催する「アジアものづくりカンファレンス2016」がタイのバンコク市内で開催されました。このイベントは、昨年から、日本の「ものづくり」の技術・ノウハウ・精神を伝える場として開催され、今年は2年目にあたります。250名近い来場者のほとんどは日系や現地製造業企業で働くタイ人の方々でした。

数多くのセッションが繰り広げられる中、東洋ビジネスエンジニアリングのタイ現地法人のDeputy Division Manager、太田雅孝とパトライト社のタイ現地法人のManaging Director、山田裕稔氏は共同で、「How to make simple IoT?」というタイトルで20分のセッションを行いました。
また、講演の他に、パトライト社と共同ブースを構え、「MCFrame SIGNAL CHAIN」を出展し、多くの方にお立ち寄りいただきました。



■ 講演 「How to make simple IoT?」

東洋ビジネスエンジニアリング、パトライト両社の会社概要を紹介した後、両社の技術を使って、いかに簡単にIoTを実現できるか、を説明しました。


パトライト山田氏

一般には、IoTの実現には、新しい設備や通信のための設置工事などが必要ですが、両社の技術を用いれば、今ある状況で、設備の稼働状況の可視化ができます。
もう少し詳しくお伝えすると、多くの製造業の工作機械などに設置されている、パトライト社の信号灯、「Signal Tower」に、「WD」(日本では「AirGRID」)というワイヤレス通信用の送信機を追加するだけで、稼動信号の情報が受信機に集められ、B-EN-Gのシステム「MCFrame SIGNAL CHAIN」で設備の稼動情報(稼働中、準備中、停止)がわかりやすく表示される、という仕組みです。

ワイヤレスなので配線工事など複雑な設置作業はなく、システム部署や設備工事を担当している部署の大掛かりな手助けが要りません。「最初は3台のみに搭載」といった小規模な導入から始められます。様子を見ながら、徐々に搭載する台数を増やしていくことができます。


B-EN-G太田

世界で最初に、「MCFrame SIGNAL CHAIN」を導入、稼動したのは、タイのお客様でした。本工場の管理者には、90分離れた場所にある加工用の分工場の設備の稼働状況を確認したいという希望がありました。導入の投資効果を確かめるために、まずは設備3台を選んで検証することになり、1週間程度で、送受信機の設置、システム設定は完了しました。
稼動後、お客様からは、「初めて夜間シフトの勤務実績が分った。例えばシフト交代制に、計画より10分早く切り上げている、目標数に達しているので問題がないが、もっと生産数を増やせることが可能だと分った」また、「問題が稼動状況ではなく他にあることが分り、原因の特定をしやすくなった」さらには、「他の設備にも早く展開したい」との前向きなコメントをいただきました。


タイ市場は主力の自動車産業の低迷が続いている一方、ワーカーの賃金が上昇していて周辺国に比べてコスト競争力が弱まってきています。タイが引き続き、東南アジアのものづくりの中心的役割を果たしていくためにも、一歩進んだ施策が必要とされています。
このような状況下、「MCFrame SIGNAL CHAIN」は、最初から大きな投資をせず、小規模で始め、設備の稼働状況の見える化により、今まで見えてなかったことが把握でき、次への一歩やカイゼン策を考えていく上で役に立つツールになるのではと期待を述べて講演を終えました。


講演資料のダウンロードはこちら new window


MCFrame SIGNAL CHAINの詳細については、下記サイトをご覧ください。

[日本語]
http://www.b-en-g.co.th/jp/solution/iot.html
[英語]
http://www.b-en-g.co.th/en/solution/iot.html
[タイ語]
http://www.b-en-g.co.th/solution/iot.html